屋上・屋根・外壁は 10年〜15年で劣化してしまいます。
経年劣化の進行を止め資産価値を下げないためにも10年~15年に
一度は定期的な外壁修繕工事を適切に行うことが大切です。
塗装を行う前には劣化している部分(ひび割れ・欠け・塗膜剥離・
コーキング等)にしっかりとした下地処理を行ってから塗装しましょう。
下地処理をしっかり行えば塗装が長持ちします。
タイルは打診調査で浮いている箇所を確認しましょう。落下事故を
無くす為にもしっかりとした対策を行いメンテナンスが大変重要です。
また防水工事は、ウレタン防水、塩ビシート防水、 ゴムシート防水、アスファルト防水、FRP防水など、
各種対応が可能です。
打診調査・目視調査
欠損部のモルタル補修
シーリング工事
タイル剥離防止注入工事
タイル貼替え工事
塗装工事
屋上・バルコニー防水工事
長尺シート貼り工事
仮設工事
建物周囲に銅製の外部足場を組立、作業床として使用致します。
外部足場外周部に塗料等が飛散しないように全面にメッシュシートを張り巡らせます。
外壁と足場は「足場つなぎ」というもので足場を壁などに固定します。足場が倒壊したり変形したりすることを防ぐ意味があり足場つなぎの設置は、「労働安全衛生法」に基づく具体的な仕様を記載した「労働安全衛生規則」おいて、設置が義務づけられています。
メッシュシート:足場の外側に設置します。職人さんが足場から転落しないための安全対策、塗装や洗浄の水、粉塵等が近隣へご迷惑をおかけしないために設置します。
足場つなぎ:足場が倒れないように安全のため建物と足場を結束すること。足場はメッシュシート等により風の影響を受けやすく崩壊し為にも足場つなぎが重要です。
落下物用水平安全ネット:足場と建物の間にはどうしても隙間ができてしまいます。そういった隙間からカッターナイフや仕事の道具を職人さんが思わず落としてしまう可能性があります。
昇降階段:材料を運搬する際など職人さんが足場を昇降する際に階段が必要です。職人さんの安全と作業効率をアップさせるために設置します。
出入口養生:マンション住人さんの通行する場所は上から何が落ちてくるかわかりません。安全のためにも木製のコンパネを使用して養生します。
簡易朝顔養生:朝顔(あさがお)は、道路など面した工事現場で足場からはみ出した状態で設置し、資材等(飛来落下物)が通行人等に危害を加えないよう足場に取付ける防護棚。上向きに傾斜している為その姿から朝顔と呼ばれる。
下地補修工事
建物外壁や天井にひび割れ、浮き、欠損等を目視と打診棒で叩いて調査してから
補修をします。調査図面や数量表もご提出します。
打診棒調査:専用の打診棒でタイルや塗装面を叩くことによって音の高い低いで中に空気が入っているか調査することができる。空気が入っていれば太鼓の様にポコポコと音がするので誰でもわかることができる。また音のするところをテープやスプレーでマーキングする。
亀裂0.3mm以上のひび割れ部はUカットシール
0.3mm以上のひび割れたところを電動サンダー削ってコーキング材を充てんする。雨水の侵入を防ぎ建物を長持ちさせるために必要。放っておくとコンクリート内にある鉄筋などの金物がさびて膨張しコンクリートを内部から破壊してしまう。
0.3mm未満のひび割れに微弾性フィーラーすりこみ
細い0.3mm未満のひび割れは動きが小さくひび割れが深くまで達していないので微弾性といった小さな動きに対応できる塗料を塗り込み隙間を埋める。それにより雨水の侵入とひび割れ再発を防ぐ。
爆裂部・鉄筋露出部は錆止めを塗ってエポキシ樹脂モルタルで補修
コンクリート内にある鉄筋が錆びて膨張したときにコンクリートを破壊してしまいます。そういった場所には弱くなったコンクリートを取り除き鉄筋の錆を削り錆止めを塗ってからエポキシ樹脂モルタルで補修します。エポキシ樹脂モルタルは普通のモルタルとは強度が違います。普通のモルタルにエポキシ樹脂を混ぜることによりコンクリートと同等の強度を発揮させることができます。近年では多くの公共事業(学校など)の補修工事にはこの材料が一般仕様となっています。
躯体欠損部補修は劣化部を撤去し樹脂モルタル成形
基本的に新築建設時にはコンクリートを固めてそのあと塗装ではなくコンクリートの表面を平らにします。またコンクリート時には調整できなかった壁の位置をモルタルで成形して形を整えてから塗装します。(コンクリート打ちっぱなしの建物はこれに適しません。)
塗膜浮部はケレンで清掃してカチオン樹脂を塗り塗装の模様(パターン)を復旧する
外壁で塗装がはがれていることがあります。これは前工事で接着材を使用していなかったことや塗装前の下地に水分が残っていたことなどが疑われます。剥離した塗装は上からそのまま塗らずに一度、ケレン(金ヘラ)で削って除去し密着力の強く塗装前の下地に適したカチオンフィラーで塗膜の段差を調整します。その後、塗装に模様(パターン)がついていれば周りの模様(パターン)に合わせて模様をつけます。
モルタル浮部はエポキシ樹脂を注入してステンレスピンを入れて固定する
上記での説明したコンクリートの上に塗られたモルタルが接着不良等で浮いている場合、放っておくと欠けてしまったり、剥離して通行人の頭に当たってけがをさせたりする恐れがある。そういった場所には直径約4.2mm深さ約50mmまでの穴をドリルであけエポキシ樹脂を注入する。挿入するステンレスは直径4mm長さ40mmが一般的な大きさである。
タイル亀裂部は貼替え
ひび割れたタイルは貼替えます。美観的によくないだけではなくタイルをめくってコンクリートにひび
割れを起こしていないか確認し0.3mm以上のひび割れがあった場合は上記で説明をしたUカットシー
ルを行い水の侵入を防ぎます。
タイル浮部はエポキシ樹脂注入ピンニング工法
上記で説明したモルタル浮部のエポキシ樹脂注入と同じで穴をあけエポキシ樹脂を注入しその後で直径4mm長さ40mm(一般的な場合)のステンレスピンを挿入しタイルの落下防止を行う。
※タイルの貼替には古い建物の場合、同じタイル材が存在しない事が多いです。現状のタイルに、より近いタイル材を選定しますが艶、色、模様、大きさなどいろいろな種類があるので事前にどのようなタイルがあるのか確認するのが必要です。
シーリング工事
外壁面の窓廻りにある古いコーキング材をカッターナイフで撤去し新しいコーキング材を充填します。外部からの雨水侵入防止を行います。
コーキング撤去
コーキング材充填
完成
外壁の誘発目地・打継目地
建物にはひび割れの発生を誘うと書いて誘発目地(たて目地)や下階と上階のコンクリートを打ち継いだ打継目地(よこ目地)がある。目地とは建物の部材と部材の間に間隔をあけた隙間、継ぎ目のこと。この目地に風雨の侵入があってはいけないのでシール(コーキング・シーリング)のようなゴム状の材料で防水処理を行う。簡単に言うと誘発目地は建物のたて目地で打継目地はよこ目地のこと
サッシ廻り
サッシ面台
玄関廻り
PS(廊下等にあるパイプスペースの扉廻りのコーキング)
EV(エレベーターの廻り)
サッシ面台
手摺足元
樋足元・樋支柱廻り
フード・ガラリ
屋上硝子・屋上硝子サッシ廻り・トップライト
タイルと塗装の取合い
タイル目地
ロープワークによるコーキング打替工事
美装工事
経年による建物の汚れや劣化塗膜の除去の為、高圧洗浄やエアブローを行います。
タイル面は薬品を使って汚れを落とします。
竣工美装とは様々な道具・工具・機材を使って工事をしますが、その過程で多くのホコリ、汚れ等が発生します。それらの汚れを完全に取り除き、最終的にお客様・オーナー様に完成した建物を引き渡すための建物クリーニング工事のことをいいます。
塗装部高圧洗浄
タイル面薬品洗浄
エアーブロー(ボードや電気、インターフォンなどの水を使えないところはエアーブローを使って洗浄します。特にエレベーターなどがある廊下です。
竣工美装 ガラス清掃 工事終わるときに工事の汚れなど最終の清掃
塗装工事
外壁や廊下・バルコニー・天井・手摺等、現在塗装されている部分を全て塗装替えを行います。塗装をする際に窓など、塗装しない部分は塗料が付かないよう養生を行います。
外壁塗装
廊下・バルコニーの天井
樋
鋼製建具
その他 ボックス
パーテイション
その他、配管
擁壁
天井 照明器具
玄関扉の枠
玄関扉(片面or 両面があります)
屋根塗装
EV(エレベーター)塗装
養生
防水工事
廊下・階段・バルコニー・屋上の床面に防水工事を行います。
ウレタン塗膜防水・シート防水・FRP防水等様々な防水種類、工法がありますが
現在の防水層の種類や予算等に応じて、建物にあった防水をご提案、施工をします。
ウレタン塗膜防水
塩ビシート防水
アスファルト防水
FRP防水
ゴムシート防水
長尺シート工事
廊下・階段・バルコニー等の床面に防滑シート(長尺シート)を貼っていきます。
防滑性、耐水性、耐候性、衝撃音吸収性が高い、屋外および屋内床材になります。
QA-433
QA-880
QA-881
QA-883
QA-885
QA-885
QA-983
修繕の目安
鉄部さび タイル剥落
タイル剥落
タイルひび割れ
外壁塗装チョーキング
外壁塗膜剥離
鉄部さび
外壁ひび割れ
コーキング破断
屋上防水雑草